2009年3月3日火曜日

ニッポニア・ニッポン

今朝の最低気温は-10℃。厳しい冷え込みです。朝の天気は曇り、日中も曇りの天気です。

1日の午後3時ごろ、信濃町柏原仁之倉仁に、トキが飛来したそうです。
そして2日には長野で確認されています。
トキは今まで上越市にいることが確認されていたので、まさか南下してくるとは思ってもいませんでした。
トキは学名が、「ニッポニア・ニッポン」、昔は日本の広い範囲に生息していましたが、人間の愚かな行動が、日本のトキを絶滅とへ追いやってしまったのです。
今回のトキも、佐渡で放鳥されたトキも、飼育されているトキも、中国から贈られたトキの子孫です。
今回のトキはメスのようですが、一羽では繁殖できません。佐渡には仲間がいますが、南下しているトキをこのままにしておくのか、捕獲して佐渡の仲間のところに戻すのか、どうするのでしょう。
それにしても、日本のいたる所で、トキの舞う姿が見れる日が来ることを、願っています。