2010年3月24日水曜日

早くも成果が

今朝の最低気温は-0.1℃。朝の天気は曇りでしたが、お昼過ぎからは雨降りになりました。日中の最高気温は3.5℃です。

今、野尻湖の立が鼻遺跡で第18次発掘調査がおこなわれていますが、23日、石器や骨器を作る際に使う道具「敲石(たたきいし)」と思われる石が約4万5千年前の地層から見つかりました。
敲石とみられる石は長さ約7・5センチ、幅約3・7センチ、厚さ約2・2センチ。
材質は砂岩で、他地域から持ち込まれたようです。
先端部分には硬い物をたたいた際にできたとみられる傷が多数あり、今後の詳しい分析が待たれます。
野尻湖では地層の層順が詳しく判っていて、年代も確定しています。
これは長きに渡る発掘の成果です。
そのためどの地層から出たかで、年代が特定できます。