2010年4月21日水曜日

「はやぶさ」地球へ

今朝の最低気温は2.5℃。朝の天気は曇りでしたがすぐに霧が出てきました。日中の最高気温は9.5℃です。

今日は県内の他地点は晴れてそこそこの気温になりましたが、当地は霧が出て気温は上がらず、14時には3.2℃と、とても寒い一日でした。
また濃霧のため高速が通行止めになりました。

小惑星探査機「はやぶさ」が6月13日にふるさと地球へ帰ってくることになりました。
予定では日本時間13日23時ごろ、帰還カプセルが大気圏に突入し、24時ごろオーストラリア南部のウーメラ砂漠に落下する予定です。
はやぶさは21日時点で、地球から約2100万キロの位置を航行中です。
今回オーストラリア政府の許可が得られたため、はやぶさの軌道を修正しながら帰還日を目指します。
カプセルは直径約40センチで、大気圏突入角度は浅くても深くでもだめなのです。
その突入角度はとても微妙です。
大気圏突入速度は秒速12キロもあるため、大気との摩擦熱で1万℃にも達する高温にり、深すぎるとカプセルは途中で燃え尽きてしまうのです。
そして浅ければ大気圏に弾き飛ばされ、また宇宙空間に飛び去ってしまいます。無事地上に落下させることが最後の難関となります。
はやぶさは往復45億キロにも達するとてつもない距離を航行してきました。
そして、なんども故障に見舞われましたが、そのつど技術者の英知を振絞った対策で危機を乗り越えての帰還です。

がんばれ「はやぶさ」
ふるさと「地球」はもうすぐだ。