2011年3月15日火曜日

人災

今朝の最低気温は1.4℃。朝の天気は曇りです。日中も曇りの天気です。

さて、三陸沖の大地震で大きな被害を受けた福島第1発電所では非常用冷却機構が働かず、炉心の水位が低下して、燃料棒に破損が発生しているようです。
原子力発電所については、国も電力会社も二重三重の安全策を構築していて、安全性は確保していると言ってきました。
今回の地震は、M9というとてつもなく大きな地震であったことは確かですが、想定外の巨大地震で、対処仕切れなかったという言葉は通用しないように思うのですが。
炉心や燃料棒を取り巻く事故が発生した場合には、放射能汚染という、とてつもない事態が発生します。
非常用発電機が作動しなかったということですが、その場合の更なる二重三重の安全策を構築しておくべきでした。
原発は、海に面して建設されています。
大地震だけではなく、巨大津波の被害も想定した安全策を構築しなければ、今回と同じような事態がまた発生します。
今回の福島第1発電所の事故は、まさに人災です。