2011年12月7日水曜日

冬蛾

今朝の最低気温は-0.7℃。朝の天気は霧です。霧は10時過ぎまでかかっていましたが、霧が去った後は曇りで、ところどころ青空が見え薄日が射す時もあります。午後は晴れ時々曇り。ただ夕方には曇ってきました。最高気温は8.6℃です。

さて、皆さん冬蛾と呼ばれる蛾をご存知ですか。
霜の降りる、氷点下の寒い林を中を、ひらひらと舞っているのです。
冬蛾とは総称で、フユシャクとキリガとに分けられます。
このフユシャクとキリガにも、色々な種がいます。
夜、車を運転していて、森の中を走ると、ライトの明かりの中をひらひらと飛んでいます。
この、ひらひらと飛んでいるのは、フユシャクの仲間です。
普通昆虫は、気温が氷点下まで下がれば死んでしまうか、冬眠するかのどちらかです。
ところが、この冬蛾の仲間は、氷点下の林の中をひらひらと舞っているのです。
いったいどういう体の構造をしているのか、とても不思議です。
冬蛾の仲間は、飛んでいるのはすべてオスです。
メスは羽が退化していて飛べません。