2013年8月30日金曜日

マダニ感染症

今朝の最低気温は21.6℃。朝の天気は曇りのち一時日か射しましたが、お昼前から雨が降り出しました。その後一時止んだ雨も午後も半ば前にまた降りだしました。

国立感染症研究所は、マダニによって感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスが、患者発生報告のなかった中部地方などのマダニからも見つかったと発表しました。
このウイルスは、これまで西日本で39人が感染し、16人の方が亡くなられています。
今回の調査では、捕獲したマダニや動物の血液を分析し、ウイルスの保有や感染歴などを調べました。
その結果、中部地方の患者発生の報告がない地域でもウイルスを持つマダニが見つかったほか、シカやイノシシ、猟犬に感染歴がある個体が見つかりました。
長野県ではウイルスを持ったマダニは見つかりませんでしたが、感染歴のあるシカが見つかっています。
という事は今回の調査では確認されませんでしたが、ウイルスを持ったマダニがいるということです。
野山に入るときは長袖を着て肌の露出を少なくし噛まれないようにしなければなりません。
死亡率が4割にもなるのですから。