妙高山周辺に住んでいる人なら、気になることです。
お隣の妙高市にお住まいの早津賢二さんが、長年の調査研究の成果を「妙高は噴火するか」と言う一冊の本にしました。
この地域には今もたまに噴火する焼山と、有史以来噴火の記録はないが噴気活動している妙高山があります。
妙高山は、現在も火山活動をしている活火山です。 妙高が、マグマを噴出するような大噴火をしたのは5千年位前が最後で、縄文時代のころです。
水蒸気爆発は、その後も何回も起こっています。
さて問題なのは、今後噴火することが有るのか、と言うことです。
もし噴火したら、大きな被害が発生します。
早津さんは、妙高の成り立ちや噴火の可能性について、詳しく書かれています。
妙高山周辺にお住まいの方は、是非一冊お読みいただければ、いざというときの予備知識になると思います。
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書名:『新版・妙高は噴火するか』
著者:早津賢二
発行:新潟日報事業社
体裁:四六判、165ページ
定価:1,470円(税込み)
〈構 成〉
第一章 妙高火山のすがた
第二章 最後の大噴火(関山石のなぞ・噴火の三つのタイプ・五千年前の大噴火)
第三章 二万年前の巨大な山津波
第四章 山くずれ前後の妙高
第五章 妙高火山の一生
第六章 妙高の生まれる前
第七章 妙高は噴火するか
第八章 妙高と私たちの暮らし
書店にない場合は、書店にて取り寄せができます。