今朝の最低気温は5.2℃。朝の天気は晴れです。日中も晴れの天気が続きましたが、最高気温は13.0℃までしか上がりませんでした。
朝起きて外を見ると、黒姫や妙高が初冠雪で真っ白に雪化粧しています。
いよいよ、山に冬が訪れました。
さて、昨日の台風26号による大島の豪雨について、気象庁は特別警報についての基準は技術的な課題もあり、見直さないと発表しています。
技術的問題もあるかもしれないけれど、人の命を守るべき警報なのに、その警報が機能しない。
そんな不完全な警報を、見直さないと発表している気象庁長官。
いやー驚きです。
島に住む人々はなんと思うでしょう。
そして10年に一度という強い台風が近づいているというのに、町長も副町長も不在であったということ。
理事者としては認識が甘すぎます。
さて、もう一つ。
名張毒ぶどう酒事件の第7次再審請求審が、最高裁で棄却されたそうです。
この事件は色々問題が指摘されていて、特に毒物として使用された農薬についての分析が適切だったか、ここが焦点になっています。
以前ブログにも書いたのですが、ずーっと前、あるテレビ局で、ある大学の法学部のゼミの学生が、この事件を調べたドキュメンタリーを放送しました。。
当時の関係者から話を聞き、調書、起訴状など裁判資料などを調べ、学生が出した結論は奥西さんは無実という結論でした。
今回、農薬についての新たな資料を弁護団は提出しましたが、最高裁は棄却したのです。
疑わしきは被告人の利益に。
一度出した判決でも、疑わしきことが出てきたら、再審する。
再審に門を閉ざす最高裁、最高裁としての仕事を放棄した最高裁、これで本当によいのでしょうか。