2017年9月26日火曜日

黒姫山登山を計画

今朝の最低気温は9.4℃。朝の天気は曇りのち晴れ。日中は晴れ。最高気温は24.5℃。

今日も筋力トレーニングを少々。
昨日も書きましたが、10月の7,8,9日の天気の良い日を選んで黒姫山に登山する予定です。登山する日を決めるのは3~4日前。
登山口は県道信濃信州新線、通称戸隠街道の大橋、信濃町と戸隠(長野市)の境に架かる橋です。
橋の横には車が10台ほど止められる広場があります。
ここから大橋林道が奥に入っていて、ここを歩いて登ります。
集合は朝5時30分、まだ日の出の時間にはなっていませんが、林道を歩くには十分な明るさです。
この時期は山の中腹あたりで、紅葉が見ごろになっていると思います。
コースは、大橋登山口→新道分岐→しらたま平→山頂→しらびそ平→七つ池→峰の大池→大ダルミ→新道分岐→大橋登山口。
このコースは、黒姫山の一番良いところをぐるっと回ってこれます。
ただコースが長く健脚向きです。
しらたま平からは目の前に、高妻・乙妻、そして飯縄山、小黒姫の向こうに頚城アルプス、戸隠の向こうには北アルプス、そして富士山、ぐるっと見渡せます。
しらたま平から山頂までは快適な尾根歩き、私はここを雲上のスカイラインと呼んでいます。
開けた尾根の歩きはとても気持ちが良いです。
山頂からは野尻湖も、善光寺平を流れる千曲川も見えます。
しらびそ平はオオシラビソやコメツガの原生林です。
根元の直径が80㎝~1メートルに達する針葉樹の森です。
林床にはオサバグサが大群落を作っています。
ここはまさしく森林浴には最適な場所です。が、来るのには大変です。
薄暗い原生林を抜けると、一面光にあふれた草原に出ます。
七つ池のある火口原です。
七つ池は黒姫伝説に出てくる黒姫様が、女性のお化粧の七つ道具を投げ落ちたところに池ができたといわれ、鏡池や櫛池などがあるのですが、どれがどれだかは分かりません。
深田久弥は奥様と黒姫に登られていて、火口原に降りついた時のことをこう書いています。
「降り着いた所は、そこに天女が遊んでいたにしても不思議でないような、静かな美しい別天地であった。(中略) うららかな空と陽とそよ風を楽しむのに刻を忘れた。」と述べています。(朝日新聞社刊 深田久弥 山の文学全集 「山頂の憩い 黒姫山」より)
七つ池から峰の大池に向かいます。
峰の大池は黒姫様が黒龍の怒りを、自らの命をもって鎮めるために身を投げたといわれる池です。
池と、周囲の光景はすばらしいです。
ここからはひたすら歩き。
途中大ダルミには湿原がありますがここを通過して歩くと、小さに枯れた沢に出ます。
この出会いを、「極楽」と呼びます。
そして新道分岐に到着、新道分岐は「極楽浄土寺」と呼ばれるところです。
ここからは40分ほどで大橋に到着です。
結構長い登山ですが楽しめます。
さて、ここを歩くためにトレーニングしています。
普段の運動不足で体はなまっています。
トレーニングするとしないのでは大違いです。
がんばるぞ。

(このブログの上の写真が、峰の大池)