2009年7月27日月曜日

夏はどこに行った?

今朝の最低気温は20℃。朝の天気は雨降りです。それも結構いい降りしてます。
日中も降ったり止んだりの天気です。最高気温は23℃を少し超えました。

梅雨明け宣言した後、2日ほどまあまあの天気でしたが、それからは完全に梅雨が戻っています。
というより、梅雨明け宣言が早すぎたのです。
完全な気象庁のミス。
チョッと天気になったからと梅雨明け宣言したのは勇み足でした。
8月の下旬ごろに梅雨から夏の天気の総括の判断をするはずですが、間違いなく梅雨明け宣言は見直されるはずです。
8月7日の立秋までこんな天気が続くと、今年は梅雨明けがなくなります。
本来は太平洋高気圧が日本列島を覆い、梅雨前線を押し上げるのですが、この太平洋高気圧、今年は勢力が強くなりません。
エルニーニョの影響が早くも現れているようです。


真っ青な空に、入道雲がもくもくと湧き上がり、アブラゼミがジージーと煩く喚き、草むらからはキリギリスが、夏は俺様のものだ、と言わんばかりに背中の弦楽器を奏でる。

じりじりと焼け付く太陽を遮る、麦藁帽子を被っていても、額から汗が噴き出す。
その汗を、腕でぬぐいながら、茹でたてのトウモロコシにがぶりつく。

河原で鮎釣りをする老人の背を、そよ風が叩いていく。
川の淵では子供たちが水遊びに歓声を上げている。
ハヤにカジカに、遊ぶ相手は魚。

そして、西の空が茜に染まり、一番星が輝き出すころ、家路につく。
夏の星空を天の川が流れていく。
星の光の下で、花火に火をつける。
赤い光、青い光、黄色光、煙の中に花火の光と星の光が、かくれんぼする。

そして、夏の夜は更けていく。
遊びに疲れ、すやすやと寝ている顔は、まだ遊び足りないと言わんばかりに、ニヤケ顔だ。