Lovejoy彗星が太陽に大接近しました。
15日夜から16日未明に掛けて、Lovejoy彗星が太陽に大接近、太陽から17万キロ上空を通過しました。
そして太陽を通過後、無事その姿を見せています。
太陽観測衛星での写真では、長い尾を引いた姿が写っています。
このLovejoy彗星はクロイツ群と呼ばれる彗星群の一つで、大昔、巨大な彗星が太陽に大接近し分裂、その後、同じ軌道を通る多くの彗星が誕生しました。
この同じような軌道を持つ群を、クロイツ群と呼びます。
有名な池谷・関彗星(1965 S1)もクロイツ群に属する彗星で、長大な尾をたなびかせて、天文フアンを熱狂させました。
今回のLovejoy彗星は、残念ながら日本からの観測は難しそうです。