2018年3月11日日曜日

古池、種池へ

今朝の最低気温は-7.8℃。朝の天気は曇り一時霧のち晴れ。日中は晴れ一時曇り。最高気温は6.3℃。

2011年3月11日14時46分過ぎに、東北沖を震源とするM9.0の巨大地震が発生しました。
あの日から7年になります。
地震による津波は、多くの人命を奪いました。
まだ行方が分かっていない人も多くいます。
そして復興も進んできているとはいえ、まだまだです。
津波による原発事故で帰宅できない方も多くいます。
一日も早い復興を願わずにはいられませんが、その日はいつ来るのでしょう。

古池、種池へ
今日は病院のT先生ご夫妻と、歩くスキーで種池から古池まで出かけてきました。
雪はまだたくさんあり、ブッシュも埋まっていましたが、枯れ枝が結構雪の上に落ちていました。
雪は締まっていて、スキーが埋まることもなく、林の中はどこでも滑れます。
種池も古池も氷の上に雪が積もり雪原になっています。
種池は地下水が湧き出ているところが一部水面になっていますが、池の上を滑れました。
古池は、水位が少なくなっていましたが、こちらも池のふち寄りを滑れました。
お昼には、先生が持って行ってくれたコンロでお湯を沸かし暖かいコーヒーを頂きました。
山の中での暖かいコーヒー、とても美味しかったです。
今日は晴れて景色もよく、黒姫や高妻・乙妻、戸隠、飯縄などの山々もすばらしく、楽しい一日でした。
4月下旬になのと、新緑の中の森歩きが楽しめます。

山から帰って、ネットのニュースを見ていたら原子力規制庁が、火山の巨大噴火、破局的大噴火、カルデラ噴火などとも呼びますが、このような巨大噴火を低頻度な事象だと位置づけたというんです。そして巨大噴火に伴う原子力機関の災害リスクは社会通念上容認される水準だと、いやー驚きました。
こんな判断しかできないおバカ役人がいたとは。
日本には破局的大噴火を起こす火山がいくつもあります。
喜界カルデラ、姶良カルデラ、阿蘇、十和田など。
喜界カルデラは7千年ほど前に破局的大噴火を起こしていて、この噴火で九州の南半分の縄文文化が壊滅しました。
阿蘇が破局的大噴火を起こした際には、海を越えて山口県まで火砕流が到達しています。
人類が記録を残すようになってから、約2千年ぐらい前から、このような破局的大噴火には遭遇していません。
ましてや、科学技術が発達してから遭遇していません。
破局的大噴火に至る、科学的な観測データは何もないのです。
喜界カルデラでは、海底下に巨大な溶岩ドームが形成されているそうです。
破局的大噴火は、確かに頻度は少ないですが、いつかは必ずやってきます。
その時どうするのか。前兆が表れてから原発を停止し、核燃料を爆発前までに撤去できるのか。
もし撤去できなければ、破局的な原発事故を起こします。
原子力規制庁のこの見解に、火山学者も批判していますが。