2009年9月1日火曜日

遺伝子の多様性

今朝の最低気温は17℃。朝の天気は曇りで、霧雨が舞っています。その天気もお昼近くには青空が見え、日が射してきました。そして午後は晴れの天気です。

今日から9月。
今年は残暑らしい残暑も無く、秋になっていくのでしょうか。

今日は久しぶりの通院日。
たっぷりと血を吸い取られてきました。
結果はまあまあというところです。
今、新型インフルエンザが流行期に入っていますが、病院に足を一歩踏み入れると、職員はほとんどマスクをしていますし、通院患者も7割ぐらいはマスクをしています。
まあ異様と言えば異様な世界です。
インフルエンザから身を守るということではある程度は有効ですが、相手はミクロの世界。そう簡単ではありません。
マスクの中でも抗体マスクが発売されていますが、これはある程度有効のようです。
ただ免疫を持っていなければ、チョッとした油断で感染することもあり、どんなマスクをしていても、感染のリスクを完全には排除できません。

人類は新しい細菌・ウイルスに出会っても、それに打ち勝つ体質を持った生命を誕生させています。
それが遺伝子の多様性です。
実際、HIVに耐性を持つ人類も誕生しています。
遺伝子は、生存環境が大きく変わっても、生命を維持するために、遺伝子に多様性を持たせたのです。
遺伝子に多様性を持たせるために、性というシステムを取り入れました。
ただ、遺伝子の多様性をもたせるために、性を得た生命に、寿命という大きな代償が与えられてしまったのです。