2018年11月16日金曜日

巣門を狭める

今朝の最低気温は-1.0℃。朝の天気は霧。日中は晴れ、午後は晴れ時々曇り。最高気温は13.2℃。

お昼前、二ホンミツバチの巣門を狭くしてきました。
新聞紙を折って、蜂が出入りできる入り口を2cmほど開けて新聞紙を巣門に詰めました。
寒い風が吹き込みしにくくすることと、盗蜂の侵入をしにくくするためです。
また、蓋を開けて様子を見ましたが、ミツバチは元気です。
さて、この作業をするにあたっては、完全武装です。
面布にゴム手に白いヤッケを着て、襲い掛かるミツバチから身を守ります。
チョッとした刺激でも巣門から出てきて、襲い掛かって面布にバチバチと突進して来ます。
今の二ホンミツバチはとても狂暴です。
二ホンミツバチは引っ越しをする性質があります。
春、暖かくなってきて蜜源も豊富な時期から、秋の初めごろまでは、巣の環境が悪化したり、蜜源が枯渇し貯蜜が減少したり、動物に襲われたりしたら、新居を求めて移動します。
ところが晩秋から春の初めまでは気温も低く、活動期ではなくなり、引っ越しもできません。
そのため巣を守ろうと、攻撃的になるのだと思います。
攻撃的になるのは越冬状態に入り始めるころからで、気温の低下が引き金になるのではないかと考えています。
攻撃的になると、働きバチは色が黒くなります。
この性質はたぶんDNAに織り込まれているのでしょう。