2019年7月19日金曜日

今朝の最低気温は19.1℃。朝の天気は曇り、10時半ころから一時小雨。午後は雨。最高気温は23.4℃。

今日は午前中は一時雨で午後は雨。
雨降りは嫌です。
さて、熊の出没が町内でも続いています。
県外では熊に襲われて亡くなられた方もいます。
熊は増えているのか、少なくなっているのか。
本州の中部から北では増えているでしょうね。
当町でも、里にまで出ています。
熊を見たぐらいじゃ、わざわざ役場に連絡しないという方が多いです。
さて、これからトウモロコシが実るころになると熊の被害の話をよく聞きます。
里の熊の出没が増えたからと言って、山奥の熊が美味しい餌を求めて全部里に下りてくるわけじゃありません。
トウモロコシが実るころでも、奥山には縄張りをもって暮らしている熊は沢山います。
それじゃ、なぜ熊が里に出てくるのか。
この文章の中にヒントが有ります。
それは縄張りです。
熊が増えれば、奥山で縄張りを持てない熊が出てきます。
その熊が、縄張りからはじきとばされて里に出てくるのです。
実際、この時期でも黒姫の奥や笹ヶ峰の奥には熊がいます。
縄張りを持てなかった熊が里に出てきて、檻にかかり、お仕置きをして奥山に放っても、また縄張りから弾き飛ばされ里に出てきます。
猟友会も高齢化と会員の減少が続いていて、昔おこなわれていた熊狩りの話もあまり聞きません。
狩りの対象として命を落とす熊より、繁殖で増える熊が多ければ、熊は増えていきます。
こんなことをしていれば生息地域でなかった場所まで、熊は進出していきます。
実際、今その現象が発生しています。
国や県、町などの行政機関は、この事態にどう対処するのでしょうか。
このままでは、熊による人的被害や、農作物への被害が増えます。